痙性斜頸


痙性斜頸(頸部ジストニア)に関して鍼治療はボツリヌス治療に次ぐ治療として推奨されており、罹患部位と判断される部位に対し特殊な鍼を用いて施術を行っています。この病気は、この病気は大脳基底核の異常が原因と言われていますが、脳のMRIでは確定できないことが多く、症状で判断するため発見が遅れる場合があります。現在、注目されているのがジストニア (dystonia) に対する鍼治療です。ジストニアは脳や神経系統の何らかの機能異常により、筋肉が異常に緊張してしまった結果、無意識に異常な姿勢や動きをしてしまう症状のことをいいます。

ジストニアは体の様々な部位にみられ、頻度の高いものとして斜頸、顔面痙攣、書痙などがあります。たとえば、顔・頭・首などの体の一部がさまざまな方向にねじれる・口が開閉できない・体全体が歪んでしまう・手足が震えるなどの症状が持続して現れます。症状は人によって発症年齢や症状が出現する部位が異なりますが、午後から夜にかけて症状が悪くなる傾向があり、身体の特定部位を触ると症状が軽くなるなどがあげられ、緊張する筋肉の場所によってさまざまな症状を引き起こします。

目があけづらい(眼瞼痙攣)
首が曲がってしまう(痙性斜頚)
字が書きづらい(書痙)
声が出しづらい(痙攣性発声障害)
話すときに舌が出てしまう(口舌ジストニア)
食いしばってしまって口が開かない(口顎部ジストニア)
階段を降りるときに足が内側に曲がってしまう(下肢ジストニア)
歩くときに身体が後ろに曲がってしまう(軸性ジストニア)

ジストニアの特徴としては異常運動・異常姿勢は一定の同じものであること(常同性)、一定の動作において強く見られること(動作特異性)、症状を改善させる決まった動作がある(感覚トリック)などの特殊な特徴がみられます。特に動作特異性に関しては実際の職業での体の動きと強く関係している場合も多くあるため、お悩みの方も少なくありません(スポーツ選手や音楽家のジストニア、イップス等)。職業性ジストニアが生じると言われる職業では、スポーツ選手、音楽家、専門職である塗装工、 自動車整備士、作家、タイピスト、パソコンのプログラマー、理容師などが多く報告されています。鑑別が難しいため発見が遅れ症状が進行している場合もあります。必要に応じて大学への紹介も行っておりますのでお気軽にご来院ください。

【 予約時間 】
月曜日~金曜日 午前9時~12時 ・ 午後3時~7時
土曜日・日曜日 午前9時~12時
【 電話予約 】
TEL 0736-62-2826 (代表)

※ 当院では米国疾病予防センター(CDC)公表の「スタンダードプリコーション(標準予防策)」と呼ばれる世界基準の感染予防対策に取り組んでおります。感染症予防のため、鍼は使い捨て(ディスポーサブル鍼)を使用し、衛生法規に準じて徹底した安全・衛生管理を行っております。施術の際に使用する鍼皿も使い捨てを使用していますのでご安心下さい。完全予約制にて女性鍼灸師が担当いたします。

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