NPO法人　志成会

NPO法人志成会では遺品整理を通じて残された遺族が故人の思い出を整理しながら、喪失の悲哀に耐え、同時に経済的な困難にも耐えていかなければならない現状をどう支え、精神的・経済的に二重の負担を背負わせないよう生前より未然に防ぐ方法を模索し、最善の方法で救うことに努力いたします。

孤独死・自死（自殺）で残された遺族は深刻で私たちの社会はさらに非情な仕打ちを加え、遺族をさらに追いつめる社会であることを理解しなければなりません。

孤独死は死後から数日から数週間経過すると、血液、体液、腐敗液などが床や柱、壁などへ浸食し、異臭を定着させます。こうなると、異臭は室内に留まらず、外部にまで広がり内装工事を余儀なくされる場合
があります。
このような場合は現状回復するための費用請求は当然のことですが、それをはるかに超え、お祓い料、過度のリフォーム費、精神的苦痛への慰謝料、近隣への慰謝料、数年にわたる家賃補償金などが請求されるケースもあります。
中には「原状回復費」に加え「風評被害」に対する慰謝料も発生いたしております。


死に絶望した遺族に死亡後すぐの請求であり、遺族は「家族の死のことで争いたくない」「カネを払って自殺ということから離れたい」と動揺しており、「迷惑をかけたのだから仕方がない」として止むなく請求内容を検討せずに支払いに応じたなど。




孤独死の主な要因のひとつに「地域や社会からのコミュニティ意識の希薄化」あげらえます。
志成会ではこの要因に着目し 高齢者等が一人でも安心して暮らせるコミュニティづくり推進しております