骨密度測定装置

骨粗鬆症の予防と早期発見を目的に放射線の被曝を伴わない最新鋭の超音波骨密度測定装置を設置しています。科学的なデータを提示する事によってご自分の身体の状態を目でわかる形で説明するよう努めています。骨粗鬆症は高齢者などのQOLを低下させる大きな要因となり、未病の段階で発症を抑えるために、その予防と早期発見が重要です。この測定により得られた骨密度の減少の度合いと自覚症状から骨粗鬆症あるいは骨塩減少症に陥っているか否かを判断しています。
骨粗しょう症の初期は自覚症状が少ないため、骨折してはじめて病気を自覚することも少なくありません。新しい骨をつくる働き(骨形成)と、古い骨をこわす働き(骨吸収)のバランスが悪くなることで、骨粗しょう症になります。特に、女性では、女性ホルモンの変化が最も大きな要因となります。
思春期になると脳からの刺激で卵巣の中では卵子が育っていき十分に成熟するとやがて排卵します。その後およそ2週間で月経(生理)になります。月経が毎月きちんとある人では,およそ28~30日周期で排卵が起きています。ところが10代の頃は脳の働きが未熟なために排卵が不規則になり、月経が毎月少しずつ遅れたり,2~3ヶ月も間が空いたりすることがあります。ひどい場合には完全に月経が止まっていることもあります。多くの女性にとって月1回の月経の時期は憂うつかもしれません。しかし月経が来ないまま放っておくと、取り返しがつかないことになるかもしれません。
卵子が育つにつれ、その周りの細胞から女性ホルモン(エストロゲン)が分泌されます。エストロゲンは,肉体的・精神的に女性らしさを保っていくのに必要なホルモンです。またエストロゲンには動脈硬化や高脂血症などの成人病(生活習慣病)を予防する効果もあります。さらにエストロゲンが不足すると骨がもろくなる。いわゆる『骨粗鬆症』になることが報告されています。
妊娠中は胎児にカルシウムを与えるために、母体のカルシウム吸収率がアップします。ホルモンの影響により骨密度も上がるので、妊娠中にカルシウムの摂取量を増やす必要はないといわれています。しかし、産後はこの働きがなくなってしまいます。それなのに授乳で赤ちゃんにカルシウムを与えなくてはいけません。骨は新しい骨をつくり、古い骨をこわす新陳代謝も活発に行われているのですが、授乳中はホルモンの影響で古い骨をこわす作用が活発になり、新しい骨をつくるサイクルが追いつかなくなってしまいます。これらの影響から産後は骨密度が一時的に減少してしまうため、「産後骨粗しょう症」にならないよう注意しなければいけません。
閉経後、10年…20年…30年と、年を重ねるごとに骨がもろくなり、ささいな転倒でも骨折し、治療が長引きそのまま寝たきりになる恐れもあります。骨量は年齢が上がるとともに減少するので、骨粗鬆症が多いのは高齢者であるのが一般的です。しかし、カルシウム不足の影響からか、若年齢層の骨粗鬆症やカルシウム代謝異常などが増加傾向にあり「若いから大丈夫」等の認識は注意が必要です。当院では科学的なデータを提示する事によってご自分の身体の状態を目でわかる形で説明するよう努めています。
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