耳鼻咽喉科領域 - 【 女性専門 】和歌山・川本漢方薬院(和歌山県岩出市清水)

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耳鼻咽喉科領域


アレルギー科領域を含めた耳鼻咽喉科領域に対応する高濃度漢方薬を取り扱っています。花粉症、肩こり、頭痛、鼻かぜ、熱性疾患の初期、炎症性疾患(結膜炎、角膜炎、中耳炎、扁桃腺炎、乳腺炎、リンパ腺炎)、上半身の神経痛、蕁麻疹などの症状にご相談に見えた方には確かな「エビデンス(evidence)=確証」が確立されている高品質で高濃度の「葛根湯」や「小青竜湯」をご案内しています。症状や体質より個人差はありますが一般的には約1~3ヶ月を目安に継続して頂くと根本的な改善につながります。

葛根湯はクズの根(葛根)が主成分となっています。昔から民間療法として風邪を引いた時、クズ湯やショウガ湯などを飲んで体を温めたように、クズの他にショウガの根(生姜)、シナモン(肉桂・桂皮)、ナツメ(大棗)、マオウ (麻黄)、シャクヤク (芍薬)、カンゾウ (甘草)、といった植物が調合されています。クズやショウガの根が全身を温めると同時に、7種類の植物生薬が持つ相互作用によって、血行をよくし、発汗を促すとともに、分泌機能や代謝機能を高め、老廃物を取り除く作用があります。この方剤は、医書『 傷寒論 (しょうかんろん) 』 や 『 金匱要略 (きんきようりゃく) 』の中でも紹介されており、約1800年に渡る経験に基づいて用いられてきた伝統的な漢方薬を現代の製薬技術で再現しています。

小青竜湯は8種類の生薬からなり、風邪薬としてよく知られた葛根湯(かっこんとう)と同じく、麻黄、桂皮が中心となって、身体を温め、寒けをとり、風邪を発散する漢方薬です。その上、細辛、乾姜、五味子、半夏などの生薬の配合により、冷えた身体に溜まった水分を取り除く作用が加味されています。風邪やアレルギー性鼻炎などでよく処方されています。眠気の副作用がなく、花粉症、鼻水、結膜炎の治療にも使われています。中国の四神の一つである「青竜」 ・ (東の神) の青い色と生薬麻黄の色を関連付けてと称されたという「小青竜湯」は、医書『 傷寒論 (しょうかんろん) 』にも記載されており、水のような鼻水や痰、くしゃみ、鼻づまり、咳などの症状があるときに用いる代表的な薬方です。近年の研究ではアレルギーに対して予防的な効果が期待できることが証明されています。アレルギーは即効性のアレルギー反応に関与するヒスタミンと、遅発性のアレルギー反応に関与する好酸球によって引き起こされます。また、これらの反応が反復炎症化した結果として難治化・重症化することもあります。小青竜湯にはヒスタミンと好酸球の働きを抑制するだけではなく、反復炎症化を抑える働きもあるとみられています。

当院では服薬や携帯に便利なエキス顆粒と高濃度の煎じ薬を患者様の生活スタイルに合わせて処方しています。以前は何時間もかけてコトコトと煮ることにより抽出していた「せんじ薬」も、最新の漢方煎じ薬は電子レンジを使用し10分で完成します。もちろん添加物などは一切加えていませんので、処方されている成分は一切変わりません。生薬にも産地や年数、加工の仕方によって質の良し悪しがあります。通販や市販されている漢方薬が効かないときに考えられる原因として製剤の質が挙げられます。

漢方薬の原料は、産地や等級、育て方、使う場所(根か皮か)などで大きく変わります。成分が乏しく、本来必要な力が半分しか出せない、また添加物や香料が加えられ、生薬本来の味がわからなくなっているといったケースもあります。「葛根湯」を一例にとっても、薬効の高い「枝の部分」を使用しているメーカーはほとんどありません。当院でお渡しする漢方は厳選された国産の生薬を使用しています。患者様にとって最も重要な「煎薬」「生薬」にこだわりを持った漢方薬のみを提供しております。ジェネリック医薬品や通販では再現する事が決してできない高濃度漢方薬の素晴らしい効能をご提供致します。

【 対応症候 】
花粉症、肩こり、頭痛、鼻かぜ、熱性疾患の初期、炎症性疾患(結膜炎、角膜炎、中耳炎、扁桃腺炎、乳腺炎、リンパ腺炎)、上半身の神経痛、蕁麻疹などの症状

アクセス

所在地

〒649-6227
和歌山県岩出市清水440-7 ( 川本接骨院内1階 )
TEL:0736-62-2826

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