AMH・卵巣予備能


来院される方の多くの方が“卵巣予備能”について悩まれております。そもそも卵巣予備能(AMH)とは具体的に一体何のことかご存知でしょうか?意外と知らない方が多いのでご説明します。卵巣予備能とは正式な用語の定義はありませんが、一般的に卵巣に残っている原始卵胞数の目安として用いられます。簡単にいうと卵巣にどれくらいの卵が残っているかといことになります。それを調べる検査として、以前よりFSH基礎値や胞状卵胞数(AFC:AntralFollicleCount)や、年齢など様々な卵巣予備能マーカーが検討されてきましたが、不妊治療の方針決定において、現在ではAMHが信頼できるマーカーの1つとなっています。
■参考
公益社団法人 日本産婦人科学会,研修ノート,No112 基礎から学ぶ不妊治療

上記の検査等で卵巣予備能が低いと判明された場合は卵の残っている数が少ないということになるため、治療の方針を早めに決めて行動していく必要があります。ただ、よく誤解される方が多いのですが卵巣予備能が低い=卵子の質が悪いというわけではありません。あくまでも卵の数が少ないというだけで卵子の質は別問題となります。卵の数が少なくても状況に応じた治療を行うことで妊娠することは可能ですので今後の方針を病院でしっかりと相談してください。

中国にて発表された文献(2016)によると、卵巣機能が低下した患者さんを、鍼治療を受けるグループ(観察群)と鍼治療を受けないグループ(対照群)で比較したところ、観察群は鍼治療をする前よりも卵胞ホルモン(E2)や胞状卵胞数(AFC)、採卵数、高品質胚数、受精数が増加し(P<0.05)、対照群と比較してもE2レベルや採卵数、高品質胚数、受精数が全て増加しました(P<0.05)。さらに、着床率、臨床妊娠率も改善し(P<0.01)、周期キャンセル率は減少しました(P<0.01)。
■参考
Li Zhou,Youbing Xia,Xiang Ma,et al:Effects of "menstrual cycle-based acupuncture therapy" on IVF-ET in patients with decline in ovarian reserve, Zhongguo zhen jiu= Chinese acupuncture & moxibustion, 2016, 36.1: 25-28.

以上のことより卵巣予備能が低いと診断された方は、鍼灸治療を妊活に取り入れることを提案しています。文献でも治療の頻度は週2回となっておりますので、当院においても、1週間に1回から2回程度の定期的な鍼灸治療やLLLT・低出力レーザー照射療法を推奨しています。鍼灸は不妊症に対して有用であり、妊娠率を上昇させることにより不妊治療期間を短縮減することが可能であると期待されています。

根拠に基づく医療(Evidence based medicine:EBM) が脚光をあびていますが、徐々に鍼灸におけるエビデンスが示されてきており心強く思っています。大きい病院に行くほどではない…、行ってもとくに悪いところはないと言われるなど、不定愁訴や女性特有のトラブルに東洋医学は強い味方となってくれます。女性の繊細な気持ちを察することが出来るのは、やはり同性の女性であることが必要と感じる方は少なくない様に思います。女性ならではのデリケートな身体の悩み(更年期障害、PMS・月経前症候群、月経困難、子宮筋腫・子宮内膜症など婦人科系疾患、女性ホルモンの心配事)なども個室で安心してご相談いただけます。症状の緩和や改善を目指して治療を続けながら少しずつ日常生活がスムーズになっていく為のお手伝いをさせていただけたらと考えます。一人で悩まずに工夫と改善点から一緒にゴールを見つめていきましょう。

※ 当院では米国疾病予防センター(CDC)公表の「スタンダードプリコーション(標準予防策)」と呼ばれる世界基準の感染予防対策に取り組んでおります。感染症予防のため、鍼は使い捨て(ディスポーサブル鍼)を使用し、衛生法規に準じて徹底した安全・衛生管理を行っております。施術の際に使用する鍼皿も使い捨てを使用していますのでご安心ください。

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