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小児鍼(夜泣き・夜尿症に)


■ 小児鍼で、親子そろって元気に

● お子さんがどんなにかわいくても、夜泣きや夜尿症があると、お子さんだけでなく、お母さん、お父さんにとっても大きな負担ですね。
● 「泣きたいのはこっちだよ」と思いながら、夜中にあやしたり、お布団を替えたりしている方も多いでしょう。
● そんな、お母さん、お父さん、小児鍼を始めてみませんか?

■ 親子のスキンシップが治療に

● 昨今では、共働きが普通になり、お子さんを長時間保育で育てる方が多くなりました。
● 帰宅後のスキンシップは、お子さんだけでなく、お母さん、お父さんの楽しみ、よろこびといえます。
● スキンシップを上手に活用して、つらい夜泣きや夜尿症を治せたら…。
● 小児鍼は、そんな方にピッタリです。

■ 触れるだけの優しい鍼

● 当院では、お子さんのすこやか成長のお手伝いとして「小児鍼」をおすすめしています。
● 「子供に鍼なんて痛がらない?」と思われるかもしれません。しかし、ここで使用する鍼は、肌を優しくなでて刺激するものです。肌に接触するだけなので「接触鍼(せっしょくしん)」と呼ばれています。上の写真のように、見ためでも鍼(はり)というより美顔器のようなものです。

■ 子供にこそ鍼(はり)が効く?

● 子供は、自律神経の働きが活発なため、皮膚をこすって、血行を調節するだけで、効果を得られることが多いのです。
● 眠くなった子供が、あちこちかゆそうに掻いたりしますね。あれも自律神経の反応です。眠くなると、皮膚表面の血行が活発になるため、かゆく感じるのです。
● また、食事中や食後に眠くなって、実際に眠ってしまうのも、自律神経の働きによります。
● 優しく刺激することで、皮膚の血行をうながし、眠くなってしまうような、落ち着いた状態にする働きがあると考えられています。
● 「子供に鍼なんて…?」と思うのはまちがいで、むしろ、「子どもこそ鍼が効く」と思ってよいでしょう。

※ 「接触鍼(接触鍼)は「擦過鍼(さっかしん)」とも呼ばれています。一時期は木製のものが「サッカボード」などの名前で、美容・美顔に良いなどとして売られていました。

■ 小児鍼はどんな時に?

● 0~10歳くらいが対象となります。
● 夜泣き、夜尿症、乳吐き、疳虫(かんのむし=かんしゃく・イライラ・ひきつけ・奇声・食欲不振・かみつき、チック症=まばたき・咳払い・首回しなど、下のコラムを参照)・喘息・アトピー性皮膚炎・便秘・食欲不振など、小児特有の症状に効果があります。

● 専門の医師を受診しながら、同時に施術していくのが効果的です。

■ 料金

■ 初診料  500円
■ 施術料 1500円

● 初めて受診される方には、5~10分程でできる「セルフ小児鍼」の指導も行っております。お子さんとのスキンシップにご活用ください。


■ 疳虫(かんのむし)とは(コラム)

● 乳幼児の特異な症状=夜泣き、ひきつけ、かんしゃく、落ち着きがない、奇声をあげるなどの症状をさします。
● 昔は「小児神経症」などと呼ばれました。発育の途中では、このような不安定な時期があるものです。
● 過度に心配することはありませんが、毎日一緒にいるお母さん、お父さんには、大きなストレスになりますね。

● これらの症状は、「疳虫(かんのむし)」という虫の仕業だと考えられていました。
● また、甘いものを食べすぎると、このような症状が起きると考えられたので、「疳」という字ができたそうです。
● 幼稚園で先生に叱られてから夜泣きが始まった、などという話をよく聞きます。気持ちの整理法を知らない子供が、夜泣きなどの方法で、気持ちの整理をしていると考えることもできます。
● こうした時、自律神経の働きを使って、気持ちを落ち着かせてあげるのが、小児鍼と考えるとわかりやすいでしょう。

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