矯軸法とは
身体の縦の中心軸と、横軸を整える事によって、不快な症状を取り除き、健康な身体を取り戻して頂く為の整体法です。
頭骨、頸椎、胸椎、腰椎、仙骨、尾骨は、生理的S字湾曲を描き、身体の中心にあるのが一番楽で健康な状態です。
縦の軸とは
頭頂の中心、顎先、へそ、背骨、仙骨や尾骨を結んだ線で、鉛直に真っ直ぐの状態が理想です。
横の軸
真っ直ぐの「縦の軸」に対して、目、耳、肩、肩甲骨、骨盤、両腕、両足が、左右均等に水平状態が最適です。
コマを例えにしてみましょう。
長時間廻り続けるコマは、胴体が高い精度で作られ、また、その軸も精度が高く真っ直ぐ中心に位置している事が条件です。
胴体にいくら良い材料を使っても、歪んだ形なら直に転びます。
また、軸棒に歪みが有っても同様に転びます。
そして、胴体も軸棒も高精度で作られたとしても、軸棒の取付け位置によっては、同じ事が言えます。
人の身体をコマに当てはめると、コマの胴体に当るのが肋骨や骨盤、脚や腕です。そして、軸棒は、頭骨から椎骨、仙骨、尾骨、となります。
元々、人の身体は、精度の高いレベルでその位置関係が有るのですが、普段の生活上、様々な圧力を身体に受けた事でそのバランスが崩れてしまった結果、腰痛、肩こり等の症状が出てしまうのです。
この軸の狂いから表れる症状の強弱は、地球の回転と関係していると考えます。
以前、北欧から日本で暮らす様になった知人が、日本に住み始めてから肩が凝る様になったと言っていました。その時は、湿度の影響、住環境の変化から?と思い聞き流していました。
しかし、その逆の例として、知人や家人等は、普段の生活圏内より緯度の高い北極圏に旅行した際、凄く身体が楽で心地良かったと言います。
最初は、気分だけだろうと思って聞いていたのですが、日本より可成り赤道に近い国から北極圏に旅した知人も同じ事を言っていたのが気になり、その共通点に身体の歪みが在りました。
その人の歪みは、触診してみなければ詳しく判断出来ませんが、大まかな骨格の歪みは、見るだけで十分のものでした。
これらの症状は、コマの様に回転する地球の軸と人体の軸の崩れがバランスに影響をもたらした結果では無いかと考えました。
赤道に近い程、地球の回転によって遠心力が強く働く。それは、大きな歪みの身体にとっては影響が大きく、逆に極点に近い程遠心力の影響を受け難いと考えました。
その観点から、身体の軸を正せば健康で快適な生活が出来る身体が作れると考え、今迄学んで来た数々の整体法の良いところを織り交ぜ創り上げたのが「矯軸法」です。
そして、矯軸法を完全なものに仕上げたのが、法則の発見でした。