シロアリとクロアリ
よく間違えられるのがシロアリとクロアリですが
よくみるとその形は違うのです。
※違いにつてはhttp://kspsiroari.sakura.ne.jpで
ご確認いただけます。
シロアリはすべて巣穴を作りその中に王と女王が滞在し、働きアリが餌を運びます。
巣穴は餌となる材の中に作るもの、地中に作るものが多いのですが、熱帯や乾燥した草原のものは、地表に盛り上がったアリ塚(蟻塚)を
作るものが多いです。
アリ塚は土や自身の排泄物などでできており、一つのアリ塚には数百万匹棲んでいます。
塚の壁は厚さ15㎝に達するものもあり、高温や乾燥から、中のシロアリを守ってくれます。
アリ塚には直径5mmほどの穴がいくつも開いていて、働きアリは塚の外に出て枯れ木や枯れ葉その他植物遺体を摂食するものが大部分ですが、熱帯には地衣類を食べるものも知られています。
≪シロアリの種類≫
●ヤマトシロアリ
粘土質の多い植質土を好み、水回りを中心に被害をもたらします。
4月中旬から5月下旬にかけて雨上がりの蒸し暑い日に発生します。
●イエシロアリ
砂質土壌を好み、地上から屋根裏までいたるところに被害を受けます。
6月~7月の夕方から夜間、灯火に群飛します。