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外に何の成分が入って居るか、

外に何の成分が入って居るか、私は化学上の取調べをしないから分りませんけれども、確かに曹達が入って居る。で、その中から死体を出しますと、もはやかちかちになって全く木で拵えたもののようになって居り、腹などもすっかり引っ込み眼も凹ちてしまって水気は少しもありません。そこでその死体を出して、よい泥と白檀の木を粉にした物とを一緒に捏ねてその痩せこけた死体に塗るのですが、それには何かチベットの外の薬も混って居るです。それですっかり旧の通りにまず顔を拵え、それから身体も拵えて全くの立派な木造のようにしてから金箔を置きますので、ちゃんと出来上りますとそれを像とし、そうしてその堂の中にまた別に七宝で拵えた塔を立て、その塔の正面の中央に厨子形のような物を拵えて、その厨子形の中へ今の
死体の像 を祭り込みます。そういう風に出来上って居る堂は現にシカチェのタシ・ルフンプー寺には五つあって、その屋根は皆金色の光を放って居る。いわゆる金鍍の屋根でシナの二重の御殿屋根風に似て居るです。もちろんその装飾、堂の大小及び塔の飾り(金飾りあるいは銀飾り)もラマの階級によって違いがあります。この像は永久に祭られて人民もそこへ拝みに行けば僧侶もまた拝みに行くです。だからあるシナ人が笑っていいますには「チベット人は土葬が嫌いで、土葬をすると何か地獄に落ちた程に悲しむが、一番えらい法王とかあるいは第二の法王とかいうような者はやはり土葬ではないか。その死体を鳥に与るでもなければ水の中へ葬りもしない。ちゃんと塩漬にしてそうしてその乾いた死体を泥で塗るのであるからやはり土葬である」という。ちょっと面白い話です。で、その棺の中へ入って居った塩です、http://xn--eck7a6cvk655swg5aq1nuxuc7g.com/

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